ゴールデンウィークの休みを利用して、臨時社員旅行も兼ねて二泊三日で伊勢方面へ行ってきました。
円月島。
臨海浦の南海上に浮かぶ南北130m、東西35m、高さ25mの小島です。正式名は「高島」ですが、島中央に円月形の海蝕洞が開いていることから円月島と呼ばれているそうです。白浜のシンボルです。夕日の光景が特に美しいとか。
この日は残念ながら夕日を見ることができませんでした。
伊賀流忍者博物館。
忍者体験広場、「伊賀流忍者特殊軍団・阿修羅」の忍術ショーの光景です。剣術関係は良くわかりませんが、竹を斜めに切る技に驚きました。
同じく伊賀流忍者博物館の忍術ショー。
伊賀上野城・天守閣。
1585(天正13)年に大和郡山より移封された筒井定次により築城されました。筒井氏が失政により没落した後、1608(慶長13)年、徳川家康の命で藤堂高虎にこの地方が与えられました。藤堂高虎は上野城を大きく拡張しましたが、天守閣は暴風により倒壊。その後、上野城は天守閣が再建されることなく明治維新まで存続しました。
1935年、川崎克氏が私財を投じて天守閣を再建し現在に至ります。
伊勢神宮・宇治橋。
訪問した時、宇治橋は架け替え工事の最中でした。2009年2月より解体工事が開始され、2009年11月に新しい橋が完成するそうです。それまでの間は、仮橋を渡るようになっています。
伊勢神宮・内宮神楽殿。
御神札(おふだ)や御守の授与、神楽(かぐら)・御饌(みけ)などの御祈祷を行う場所だそうです。厳かな空気が漂い、日本人として身が引き締まるとともに、どこか懐かしい安堵の気持ちも覚えました。
伊勢神宮。
雨天にも関わらず大勢の参拝客や観光客で賑わっていました。雨に煙る新緑に囲まれた境内の美しさが印象的でした。
赤福。
伊勢神宮の門前にあります。伊勢神宮付近にいくつか支店があるようです。あの事件はもう過去のこととして忘れられたようで、赤福を買い求める列ができていました。伊勢と言えば赤福(名古屋の土産物としても定番ですが)、事件を忘れることなく頑張り続けて欲しいと思います。
二見(夫婦)岩。
夫婦岩は、沖合660mにあり、男岩の高さ9m、女岩の高さ4mで二つの岩を結ぶ大注連縄は長さ35m、男岩に16m、女岩に10mが巻かれ、その間9mあるそうです。興玉神石の鳥居と見なされており、日の出の遥拝所として古くから知られている名勝です。男岩と女岩を結ぶ大注連縄(おおしめなわ)は、「結界の縄」とされ「聖なる場所」と俗世を隔てるものだそうです。この大注連縄は、約650年前には既に張られていたようで、現在も氏子により大注連縄張替の神事が年3回行なわれているとか。あいにくの天候で日の出を見ることはできず残念でした。