みなさまこんにちは!
ストラディ金沢の田中です。
6月に入り、いよいよ梅雨の季節がやってきましたね。
この時期は湿気が多く、弦楽器にとってはちょっとつらい季節でもあります。
「最近なんだか音がこもっている気がする…」 「弦が弾きにくい」「弓が変なカーブになってきたかも?」
そんなふうに感じたことがあれば、それは湿気の影響かもしれません。
今回は、梅雨の時期に気をつけたい弦楽器の湿気対策について、初心者の方にも分かりやすくご紹介します。
湿気が弦楽器に与える影響とは?
弦楽器はとても繊細な木の楽器。湿度が高くなると、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
• 木材が膨張して音がこもる・鳴りにくくなる
• 駒や指板にズレが生じ、弦高が変化
• 弓の毛が緩んだり、反りが変わってしまう
• ペグや金属部分にサビや腐食が発生
知らず知らずのうちに、音や弾き心地が悪くなっている…なんてこともあるんです。
ケースの中でも油断は禁物! NGな保管方法とは?
「ケースにしまっているから大丈夫」と思っていませんか?
実はケースの中にも湿気は入り込みます。以下のような保管環境は要注意です!
• お風呂場や窓の近くなど、湿度が高い場所に置く
• エアコンの風が直接当たるような場所での保管
• ケースを閉めっぱなしにする/通気が悪い状態
• 弓の毛を緩めずにそのまま収納してしまう
毎日の小さな習慣が、楽器の寿命を左右することもあります。
正しい湿気対策と保管ポイント✅
では、どのように湿気から楽器を守ればいいのでしょうか?
✅ 湿度調整剤をケースに入れておく(後ほどご紹介します♪)
✅室内に置く場合は、湿度計+除湿機 or 除湿剤で湿度管理
✅湿度の目安は【50〜60%】をキープ
✅ケースは定期的に開けて換気してあげる
✅弓の毛は毎回しっかり緩める習慣を
✅演奏後は松脂をふき取るのも忘れずに!
ちょっとした工夫で、楽器のコンディションは大きく変わりますよ(^-^)
商品紹介:湿気対策におすすめのアイテム
最後に、私自身も使っていて安心できる湿度対策アイテムをご紹介します!
「ミュージックモイスチャー(MUSIC MOISTURE)」
ケースの中に入れるだけで湿度を適度に調整してくれる、楽器専用の調湿剤です。
一年を通して繰り返し使え、使用期限(寿命)もないタイプですが、私のオススメは梅雨時期に新調し、梅雨〜夏の湿気対策にぴったりと自負しております!
• 楽器に直接触れない形で使えるので安心
• 一袋の中に2個入っているので、ご自身で調整が可能◎ ご兄弟で一つずつ使用なども可能◎
• ケース内に収まりやすく、デザインもシンプル
★「除湿だけじゃなく“調湿”してくれる」点がポイントです!
【特別販売】6月〜8月まで定価3,630円(税込)から20%OFF ¥2,904-(税込)にて販売いたします!

✍おわりに:この時期こそ“ちょっとした気づかい”を
楽器はあなたの音楽のパートナー。
湿気の多いこの季節こそ、**「ちょっと気にしてあげる」**気持ちが大切です。
毎日の保管やお手入れで、音の響きも気持ちもきっと変わってきます。
ぜひ今日から、楽器の“梅雨支度”をはじめてみませんか?