ストラディブログ
セルフメンテナンス
June 3, 2025

【梅雨の時期、弦楽器はどうする? 湿気と保管の正しい対策ガイド】

みなさまこんにちは!

ストラディ金沢の田中です。

6月に入り、いよいよ梅雨の季節がやってきましたね。 

この時期は湿気が多く、弦楽器にとってはちょっとつらい季節でもあります。 

「最近なんだか音がこもっている気がする…」 「弦が弾きにくい」「弓が変なカーブになってきたかも?」 

そんなふうに感じたことがあれば、それは湿気の影響かもしれません。 

今回は、梅雨の時期に気をつけたい弦楽器の湿気対策について、初心者の方にも分かりやすくご紹介します。

湿気が弦楽器に与える影響とは?

弦楽器はとても繊細な木の楽器。湿度が高くなると、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。

• 木材が膨張して音がこもる・鳴りにくくなる 

• 駒や指板にズレが生じ、弦高が変化 

• 弓の毛が緩んだり、反りが変わってしまう 

• ペグや金属部分にサビや腐食が発生 

知らず知らずのうちに、音や弾き心地が悪くなっている…なんてこともあるんです。

ケースの中でも油断は禁物! NGな保管方法とは?

「ケースにしまっているから大丈夫」と思っていませんか? 

実はケースの中にも湿気は入り込みます。以下のような保管環境は要注意です! 

• お風呂場や窓の近くなど、湿度が高い場所に置く 

• エアコンの風が直接当たるような場所での保管 

• ケースを閉めっぱなしにする/通気が悪い状態 

• 弓の毛を緩めずにそのまま収納してしまう 

毎日の小さな習慣が、楽器の寿命を左右することもあります。

正しい湿気対策と保管ポイント✅

では、どのように湿気から楽器を守ればいいのでしょうか? 

✅ 湿度調整剤をケースに入れておく(後ほどご紹介します♪)

✅室内に置く場合は、湿度計+除湿機 or 除湿剤で湿度管理 

✅湿度の目安は【50〜60%】をキープ 

✅ケースは定期的に開けて換気してあげる 

✅弓の毛は毎回しっかり緩める習慣を

✅演奏後は松脂をふき取るのも忘れずに! 

ちょっとした工夫で、楽器のコンディションは大きく変わりますよ(^-^)

商品紹介:湿気対策におすすめのアイテム

最後に、私自身も使っていて安心できる湿度対策アイテムをご紹介します!

「ミュージックモイスチャー(MUSIC MOISTURE)」

ケースの中に入れるだけで湿度を適度に調整してくれる、楽器専用の調湿剤です。

一年を通して繰り返し使え、使用期限(寿命)もないタイプですが、私のオススメは梅雨時期に新調し、梅雨〜夏の湿気対策にぴったりと自負しております!

 • 楽器に直接触れない形で使えるので安心 

• 一袋の中に2個入っているので、ご自身で調整が可能◎ ご兄弟で一つずつ使用なども可能◎

 • ケース内に収まりやすく、デザインもシンプル 

★「除湿だけじゃなく“調湿”してくれる」点がポイントです!

【特別販売】6月〜8月まで定価3,630円(税込)から20%OFF ¥2,904-(税込)にて販売いたします!

✍おわりに:この時期こそ“ちょっとした気づかい”を

楽器はあなたの音楽のパートナー。 

湿気の多いこの季節こそ、**「ちょっと気にしてあげる」**気持ちが大切です。

 毎日の保管やお手入れで、音の響きも気持ちもきっと変わってきます。 

ぜひ今日から、楽器の“梅雨支度”をはじめてみませんか?

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