関東方面出張の帰途、上信越自動車道より見た光景です。北陸から関東・首都圏方面へは関越自動車道を経由する方が多いようですが、上信越自動車道経由もお薦めです。印象的で美しい風景が多く、各SAの充実ぶりも相俟って、魅力あるルートだと思います。
妙義山(みょうぎさん)。
j上信越自動車道・松井田妙義ICにて。
妙義山(みょうぎさん)は、群馬県下仁田町・富岡市・安中市にまたがる奇岩で有名な山です。標高1,104m。赤城山、榛名山と共に上毛三山の一つに数えられ、日本三大奇勝の一つです。国の名勝指定、日本百景選定。妙義山は安山岩の溶岩、凝灰岩、礫岩で組成されており、いまから約700万年前の噴火で出現した山が、その後の風化・浸食によって現在の独特な山容になったものと考えられているそうです。妙義山東面中腹には有名な妙義神社があります(今回は時間が無くて参拝できませんでした)。
同じく妙義山。(※2008年12月撮影)
安中市松井田町より。
碓氷川。(※2008年12月撮影)
前写真と同じ位置より撮影。私見では隠れた名所だと思いますが、如何でしょうか?
黒姫山(くろひめやま)。
上信越自動車道・黒姫野尻湖パーキングエリアより遠望。今年は久しぶりの大雪で、パーキングエリア内は例年に増して雪で埋もれていました。
あいにく、妙高山(標高2,454mの成層火山、日本百名山のひとつ)は雲でよく見えませんでした。
上信越自動車道・黒姫野尻湖パーキングエリア内の様子。
上信越自動車道・黒姫野尻湖パーキングエリア内の様子。
上信越自動車道・黒姫野尻湖パーキングエリアより見た黒姫山。
黒姫山(くろひめやま)は、長野県信濃町にある標高2,053mの成層火山で、斑尾山、妙高山、戸隠山、飯綱山とともに北信五岳のひとつに数えられています。今から約17万年前頃から火山活動を開始し、約4万年前ごろに現在の中央火口丘である小黒姫山(2,046m)を形成したそうです。南東方向より見た整った姿から信濃富士とも呼ばれています。古くから信仰の対象とされ、黒姫というお姫様の悲話伝説(黒姫伝説)があり、山名の由来になったそうです。