ストラディブログ
弦の細道
September 24, 2010

石川県白山市-JR金沢総合車両所 2010.08.22

恒例のJR西日本・金沢総合車両所の一般公開を見学してきました。総合車両所がある白山市(旧松任市。総合車両所は国鉄時代に「松任工場」と呼ばれていました)は、移転前の当社があった市です。

金沢総合車両所の正面ゲート。
車両所公開の横断幕が取り付けられています。猛暑の中、大勢の家族連れや鉄道ファン達が訪れていました。

車両所内で留置されている車両。
いわゆる「ボンネット車」。国鉄時代に製造された特急用車両で、2010年3月に廃止された「急行能登」等で活躍していました。現在は定期運用を失い、走行可能なのは1編成のみ。他は解体もしくは、画像の編成のように留置され寂しい姿をさらしています。

車両所内で保存されているラッセル車。
廃車になって長年たちましたが、美しい姿で保存されています。貴重な車両です。

車両所内の展示車両。
現役の特急用車両です。車内が公開されていました。外部電源により冷房が効いているので、多くの訪問客が暑さから避難していました。

車両所内の資料館。

車両所内の資料館。
内部では、車両所の歴史を説明する各種資料、写真、模型が多数展示されていました。一角にはNゲージの鉄道模型レイアウトが設置され、多くの子供達の目を釘付けにしていました。

展示車両。

ミニSL。
「未来の駅長」のたすきをかけた子供が、交代で出発合図をしています。

ミニSL。

和倉温泉の"ゆるキャラ"、「わくたま」。

トラバーサ。
車両を移動させる装置です。動作実演が行われています。

車両所の整備工場内部。
車体、台車、エンジンやモータ等、分解されオーバホール中の姿で展示されています。

車両所の整備工場内部。
北陸線で長年に渡って主力を務めてきた電気機関車がオーバホール中です。
この機関車も急速に数を減らし、新型機関車に交代していっています。

車両所の整備工場内部。
整備中の電車用台車。

車両所の整備工場内部。
整備中の電気機関車用台車。

車両所の整備工場内部。
体験乗車コーナー。

展示車両。
国鉄時代に製造された寝台電車。現在は「急行きたぐに」で定期運用されている他は、臨時列車用に少数が残っているのみです。

展示車両。
「ボンネット車」。この形式は全盛期には「特急白山」などで活躍し、碓氷峠を経由して北陸と首都圏を往復していました。むき出しの連結器は、JR線最急勾配の難所・碓氷峠を通過する際に補助機関車のアシストをうけていた頃の名残です。

保存車両。
車両所のマスコット的存在で、貴重な保存車両です。

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