弦楽専門誌「ストリング」(株式会社レッスンの友社刊)2005年4月号より連載が開始された「ミューズの手」の取材光景をご紹介します。この連載記事はアーチストの手(指)と銘器との出会いをテーマにしたものです。「ストリング」記事の方も併せてご覧ください。
※掲載にあたっては株式会社レッスンの友社ならびに出演アーチスト双方から許可をいただいております。
※本記事の無許可転載・複写・配布は一切禁止させていただきます。
連載第1-2回目(「ストリング」2005年4月号、5月号)に出演されたのはバイオリニスト川田知子氏です。
川田氏は東京芸術大学を首席で卒業後、国内外で活躍しておられる気鋭の演奏家です。
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■川田氏のプロフィール
東京生まれ。4歳よりバイオリンを始め、東京芸術大学附属音楽高校を経て東京芸術大学に入学。1991年に同大学を首席卒業。同年、第5回シュポア国際コンクールで優勝。1992年1月、NHK交響楽団と「若い芽のコンサート」で共演。
1996年、モスクワ・フィルハーモニー交響楽団の全国公演にソリストとして選ばれる。以後、ソロ、主要オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽で活躍。2002年には、デビュー10周年を迎え、札幌と東京でリサイタルを行い、イザイの無伴奏ソナタ全6曲を演奏。2003年、第33回エクソンモービル音楽賞奨励賞を受賞。
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写真撮影:藤本史昭氏
本記事のテーマである、アーチストの指と銘器の出会い。
指が見せる一瞬一瞬の姿も芸術であると思いました。
ガリアーノを思う存分演奏する川田氏。
銘器は一流の演奏家の手により本来の魅力を発揮するということを改めて実感しました。
素晴らしい演奏を聴かせていただきました。
川田さんの感想:「ガリアーノは、以前私ももっていた楽器で、すごく明るい音色を持つ楽器で、私も好きでした」
J&A.GAGLIANO 1780 (弊社楽器№:STR-0001)
今回記事で川田氏が演奏した楽器です。