2006年12月、社員旅行で中国の北京と上海に行ってきました。三泊四日の駆け足旅行でしたが、中国の偉大な歴史とともに、変貌を続ける現代中国のエネルギーの一端を感じ取ることができました。
北京の次は上海へ。
北京から空路で上海へ。
豫園
豫園(YUYUAN)。
明時代(1577年頃)に建設されたそうです。中国独特の江南庭園建築芸術の特色を持つ古代庭園で、1956年から一般公開されるようになったとか。
大小の楼閣や池、大小多数の奇岩奇石を巧妙に配した造りになっています。
同上。石造の龍が据え付けられた塀で庭園が囲まれています。庭園の外側には飲食店や売店が数多く立ち並び、大変な混雑ぶりでした。
上海の街角
外灘(ワイタン)。黄浦江東岸の浦東(PU DONG)地区です。対岸から眺めると、超近代的とも言える光景に驚かされます。画像左:上海「東方明珠」ラジオテレビ放送タワー。1994年落成、高さは466m。現時点でアジア1位。世界では第3位だそうです。
同上。バブル現象がまだ続いているようで、高層ビルが数多く建築中でした。
ただ北京オリンピック後、はたしてどうなるのでしょうか。日本で大問題になっている「格差社会」など比べ物にならないほどの巨大な矛盾を中国は抱えていると言われます。下手をすると国家が崩壊しかねないとも。一方、アジア経済圏の中心となりつつあるとも言われます。いずれにせよ、この国がアジアのみならず世界に与える影響力を強めつつあることは事実でしょう。
超近代的な外灘がある一方、欧米様式の古い石造建築物が多数残っています。街角の電話ボックスも欧米風というか(北京のそれとは対照的)。
上海夜曲
食事をしたレストランなど。
ライトアップされた石造建築物など。
けばけばしいネオンが多い夜景。古い建物との対比で超近代ぶりがさらに際立つ感じです。特に画像左の光景を見た時は一瞬眩暈すら覚えました。
外灘のテレビ塔。
上海浦東国際空港
駆け足の旅行になりましたが、変貌をとげる現代中国の息吹を感じ取ることができ、社員一同感慨深い旅行となったと思います。