ストラディ金沢の大切なパートナーであり、
製作歴約30年の大変優れた弦楽器製作者でもあるステファン氏。
1965年、キプロス共和国・ラルナカ(LARNACA)生まれ。
3歳の時にロンドンに移住。
幼少時にバイオリンとフレンチホルンのレッスンを受け、15歳の時にバイオリン製作者となることを決意。
1986年、「The Newark School of Violin Making」を卒業。(当社職人の原も同校卒業者です。)
同校卒業後はロンドンやオックスフォードの複数のディーラから仕事を受託。
1989年から2年間、名古屋のシャコンヌで楽器修復ならびに修理作業を担当。
その後、約半年間、当社で働きました。
ヨーロッパに戻った後、ベルギーのアントワープに工房を開きましたが、その後キプロスへ帰国。
1997年に再び来日、約3年間、当社の工房で活躍。
現在は、Anna夫人と愛娘Zoe嬢たちと共にキプロスに在住し、製作活動をしています。
ソルタニアン氏は、特にニス使いの技術が卓越しています。
ストラドコピー、ガルネリコピーの製作で実績があり、オールドスタイルの弦楽器製作で世界的に注目されています。
ドイツ・イギリス・ベルギー・ギリシアなどからの注文が非常に多く、確かな鑑定眼も高く評価されています。
日本では当社が販売窓口を受託しています。