2004年10月、ブーベンロイト(Bubenreuth)にある「GeigenbauMuseum」(バイオリン博物館)を見学しました。
1979年に設立された民営の小さな博物館です。
約140点の17世紀から20世紀にかけての各種弦楽器、約100点の付属品ならびに工具類を展示しています。
この町には旧チェコスロバキアのシェーンバッハから多くのバイオリン製作者が移住してきた歴史があり、弦楽器製作地として有名です。
バイオリンのボディを利用したオブジェ。
おそらくこの街の風景が描いてあり、大変美しいものでした。
伝統的な楽器製作工房の様子を再現した展示室
弓の銀線を巻くための古い機械。
緑の機械は、1708年製と伝えられる工作機械。なんと近年まで現役だったそうです。
博物館を案内してくれたHorstSchicker氏とご令嬢
HorstSchicker氏は、ドイツの弓メーカHorstSchicker社の社長で、高名な弓製作者です。
ご令嬢のMichaelaSchicker氏も弓製作者として高い評価を得ています。