7月17日、18日に東京都の柴又帝釈天と皇居の一般参観へ行ってきました。
17日は柴又へ。
題経寺では彫師の名人芸である、貴重な「欄間」を見たくて行ってきました。
「彫刻の寺」と言われるくらいですので、期待を込めて行くと、期待以上に大きな彫刻が!
間近で見ると花びら一枚一枚、葉の模様1つ1つ丁寧に彫られてるんです!着物や動物たちの質感などもすごくリアルで、そういった細かいところを見ていると時間が経つのを忘れてしまうくらいでした。
バイオリンやチェロなどの弦楽器も木を彫ったり削ったりしてできています。
同じ彫師?として、一度は見ておきたいと思っていました!
こういった欄間を作るのに10年以上かかるそうです。これぞ名人芸…!
それから、小説や歌謡曲にも出てくる「矢切の渡し」へ。
実際に乗船してきました!
ゆっくりと、風を感じながら船が進み、少し江戸時代を感じられたような気がしました。
そして「柴又」といえば、何が思い浮かぶでしょうか?
そう、「男はつらいよ」ですよね!
柴又には男はつらいよの主人公である「寅さん」や、そんな寅さんを見送る妹の「さくら」の銅像があります。
柴又駅のすぐ近くに立っているので、柴又へ行った際はぜひ2人に会ってほしいです!
そして、寅さん記念館へ。
ここは「男はつらいよ」の世界を再現した記念館となっています。
実際に撮影で使用されたセットや小道具などを見ることができるのです。
中には、寅さんが旅で使っていたトランクの中身や、山田洋次監督が撮影で使用していた椅子やメガホンなども!
なんだか男はつらいよの世界にタイムスリップしたような気分に浸れる場所でした…。
2日目は終日、皇居の一般参観へ。
朝早くから並んで整理券をもらって、桔梗門から中へ。
ガイドは日本語の他に英語や中国語などにも対応しているんですね〜。
外国の方も多く見られました。
新年や天皇誕生日の際によくニュースで見かけるのがこの長和殿。
テレビで見ていると、結構高いのかな〜と思っていたのですが、人がいないときに見ると「あれ、意外と近い?」と思ったり。
そして二重橋。二重橋の由来はかつて下乗橋と言われる橋がかかっており、橋桁を支えるために二重構造になっていたことだそうです。
その二重橋から、皇居で最も美しい櫓と言われる「伏見櫓」も見ることができます。
そして宮内庁の前を通って、桔梗門へ戻ってきました。
そしてこの石垣、真ん中より少し上あたりに、「丸の中に十」が彫ってあるのをお分かりでしょうか?
その石垣の築造に携わったことを証左している印だそうです。これは島津家の家紋みたいです。
徳川幕府の名残がそこかしこに残っているのはすごいですよね。
全国のお城の石垣でも確認できるそうなので、それを巡るのもいいかも!
天気がとても良く、暑い日でした。
台風も近づいていたり、暑い日が続いたりで、体調管理が大変ですね。
皆様くれぐれも熱中症等にお気をつけください!