ストラディブログ
stradiショールームから
May 27, 2025

【久しぶりの投稿です。最近のお店と楽器のこと、少しお話しします。】

こんにちは。 弦楽器専門店ストラディ金沢です。

気がつけば、ブログの更新は随分とご無沙汰してしまいました。 お店では毎日いろんな音が鳴り、たくさんのご相談や調整のご依頼をいただいています。そんな日々の中で、ふと「そろそろまた、文章でも何かをお届けしたいな」と思い立ち、キーボードを叩いています。


最近の店内のようす

春〜初夏にかけては、楽器のコンディションにとって少し気を遣う季節。 湿気や気温の変化で、「いつもと音の鳴りが違うな」と感じてご来店される方が増えてきました。 音って、ほんの少しの調整で変わるんですよね。弓の毛替えや、魂柱の見直しで「あ、戻った」と言っていただけるときの、あの表情を見るのが私たちの小さなやりがいです。


最近の入荷から、気になる2本

楽器の出会いは一期一会。最近、特に「これは…!」と思ったものを少しだけご紹介します。

• Pascal Camurat(パスカル・カムラ)の弓(フランス)

手に取った瞬間、音が前に出る感じ。音楽が押し出されるような感覚が心地よいです。軽さと反応性が絶妙。中・上級者の方にこそ、試してほしい1本。

・Dario Segala(ダリオ・セガーラ) 2015年製ヴィオラ(イタリア)

豊かで奥行きのある中低音と、ふくよかで鮮やかに響く高音。弾くほどに身体と共鳴していく感覚があります。ソロでもアンサンブルでも頼りになる、ますます“育てていきたくなる”ような1本です。響きと造形の両面で、セガーラの丁寧な仕事ぶりが感じられます。

この他にも、入門向けの楽器セットや分数ヴァイオリンなども揃っています。 

「とりあえず音だけでも聴いてみたい」方、大歓迎です。


これからの投稿について

ストラディ金沢ではこれからも、 

・楽器のこと 

・お客様との小さなエピソード 

・職人のこだわり 

・音と付き合う日々のヒント 

…そんなことを、音楽が好きな方すべてに向けて、ゆるやかに書いていこうと思っています。

 気負わず、でも丁寧に。

 どうぞ、またよろしくお願いいたします。


♬ おわりに:音がそばにある暮らしを

 楽器は、音楽の道具でありながら、暮らしの中にある存在でもあります。 

「よく鳴る」ことも大切ですが、「気持ちよく付き合える」ことも同じくらい大事。 そんな“楽器と音楽の間”をこれからもお伝えできたら、と思っています。 

ではまた、次回のブログで。


・試奏・ご相談は随時受付中です。

・店舗情報・アクセス:[公式サイトのリンク

お問い合わせはこちらから:[info@stradi-kanazawa.com  or フォームリンク]


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