備考
Emmanuel Carlier(エマニュエル・カリエール)は、現代フランス弓製作界を代表するマスターボウメーカーの一人です。
2005年より弓製作を学び、ベルギーの名工ピエール・ギョーム率いるMaison Bernardで研鑽を積み、オールドフレンチボウの研究と修復技術を深めました。その後パリに自身の工房を構え、伝統的なフランス弓の美学と現代の高度な演奏性能を融合させた作品を製作しています。(carlier-archetier)
その実力は数々の国際コンクールで高く評価されており、2012年のVSA(Violin Society of America)国際製作コンクールではヴァイオリン・チェロ・コントラバスの3部門でゴールドメダルを受賞。さらに2016年にはヴァイオリン部門でゴールドメダル、2024年にはヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの各部門で再びゴールドメダルを獲得し、通算7つのゴールドメダルを受賞しました。この卓越した功績により、VSA最高栄誉である「Hors Concours」の称号を授与され、世界最高峰の現代弓製作者として揺るぎない評価を確立しています。(carlier-archetier)
Emmanuel Carlierのヴァイオリン弓は、フランス弓ならではのしなやかな操作性と、透明感のある豊かな音色を兼ね備えています。優れたレスポンスと高いコントロール性能により、繊細な表現から力強い演奏まで自在に対応し、ソリストをはじめ世界各国のオーケストラ奏者からも厚い信頼を集めています。
製作本数は限られており、その高い評価から世界的な需要も年々高まっています。現代フレンチボウを代表する名工が生み出す一本として、演奏者の可能性を最大限に引き出してくれる逸品です。