備考
Pascal Camurat / パスカル・カムラ
— 弓作りの名家、フランスの匠 —
• 1960年フランス北部ランス生まれ。
弓と楽器製作双方の道を歩み、ドイツ・ミッテンヴァルトでヴァイオリン製作を学んだのち、
フランス・ミルクールにて偉大な弓職人ベルナール・ウーシャに師事。
その後、フランスだけでなくアメリカのHans Weisshaar(ハンス・ワイスハール)(ロサンゼルス)、
イギリスのCharles Beare(チャールズ・べア)(ロンドン)の元でも腕を磨いてきました。
• 1984年にはロサンゼルスで最初の弓を製作、
1990年に父ジャック・カムラの工房を継承し「Camurat Frères」としてパリで活動を展開。
• 2000年以降はフランス南部モンペリエを拠点とし、1000本近い弓を製作。
楽器調整、修復、専門家としての評価も高い。
【ゴールドマウントのチェロ弓 — 卓越した一本】
• 製作に使われるのは最高級ペルナンブーコ材。その豊かな音芯としなやかな反応が定評です。
• フロッグには高級黒檀が使われ、マウントは贅沢なゴールド仕様。
見た目の高級感だけでなく、重心・バランスにも優れています。
• また、国際的ディーラーBenning Violinsでは、エボニー&ゴールド装飾のチェロ弓、
重さ82.5 gとして「清潔でバランスに優れた逸品」と高評価。
【なぜこのゴールドマウント弓が特別か?】
1. 表現力の飛躍
ゴールド装飾によって軸の安定感と弾力性が増し、
強弱や音色の幅を思いのままにコントロールできるようになります。
2. 一生モノのパフォーマンス
Camuratの作品は、熟練弓製作家の技術とクラフトマンシップの結晶。
演奏家の成長とともに深みを増す、まさに伴侶としてふさわしい一本です。
3. 資産価値と信頼
ヨーロッパの名門を渡り歩き、1000本以上を手がけてきた実績ある作り手として、
落札歴や専門家、専門店からの高評価(オークション・販売実績あり)も多いため、信頼できる製作家です。
【最後に】
Pascal Camuratのゴールドマウント・チェロ弓は、その卓越した品質と安定した演奏性能により、
熟練奏者はもちろん、キャリアを築きたい演奏家からも高い支持を集めています。
音色の深みや表現力を求める方にとって、まさに“演奏に寄り添う一生もののパートナー”と呼べる存在です。
近年、製作数の限界が見えてきたCamurat氏。
中でもチェロ弓の製作本数はもともと少なく、今後ますます入手困難になることが予想されます。
加えて、近年の価格高騰もあり、今がまさに手に入れる好機と言えるでしょう。
この弓が、Camuratによる最後のチェロ弓のひとつになる可能性もございます。
特別な1本をお探しの方に、自信をもっておすすめしたい逸品です。