備考
製作証明書付
Luige Aquilino(1969-)
Luige Aquilino氏は1969年、クレモナで生まれました。クレモナの弦楽器製作学校に進み、Wanna Zambelli氏に師事して1987年に卒業しました。卒業後、彼はCEE工房で他の製作者達とともに8年間働き、プロとして第一歩の経験を積みました。彼はMorassi工房で修行を終えましたが、同工房で古くからのクレモナの伝統を継承する彼のスタイルを確立しました。1991と1992年のBaveno Biennal、1994年と1997年のCremona Triennale など、様々な展示会に参加してきました。
1995年、クレモナのCorso Matteottiに自身の工房を開きました。彼の楽器はストラディバリの仕事に感化されたもので、バイオリンについては1724年製ストラディバリをモデルにしています。ビオラとチェロにおいても、ストラディバリに感化された彼独自のモデルを用いています。
現在はクレモナの中堅製作者の一人として活躍し、高い評価を得ています。