備考
フランス、アヴィニョンからほど近いプロヴァンスに工房を構えるLaure Grevy氏(ローレ・グレヴィ)の弓が入荷致しました。
氏は現代フランスの名工の1人であるChristophe Schaeffer氏(クリストフ・シェフェール)に弓製作を学び、25年以上Schaeffer氏と共に仕事を行ってきました。
Schaeffer氏のブランドの一つであったLLGスタンプでご存じの方も多いかもしれません。LLGスタンプはLaure Grevy氏も製作に携わるブランドとして知られています。
2021年よりオリーブ畑とラベンダー畑に囲まれたプロヴァンスの村、シャトールナールの工房にてフランスの伝統とSchaeffer氏のノウハウに基づいて全て本人の手で製作を行っております。
スティックには美的・音響的・自術的特性を組み合わさった高品質のペルナンブコ材のみを使用。技術的な道具としてだけではなく、弓の美しさ、洗練さを大切にしています。
同時入荷でバイオリン弓も入荷いたしました。
またSchaeffer氏のチェロ弓も待望の入荷となりましたので、
長年共に製作活動を続けてきた製作家両名の作品を比べるのも中々ない機会でございます。
是非この機会に見て頂きたい作品です。
皆様のご来店をお待ちしております。
《下記 Laure grevy 氏HPから翻訳 》
チェロを練習し 、同時に芸術を勉強している間に、私の美しい職業が正確かつ自然に思い浮かびました 。
工房での生活、
床を磨く削りくずの静寂、
木とニスの生きた匂い、
作業台、
飛行機の音のおかげ で、
私は自分らしくいられ、
音楽家に奉仕して弓を作ることができます。
日々 、複数の疑問が生じます...私は、弓に技術性、強さ、反応性だけでなく、柔らかさと滑らかさを与えるために、
ジェスチャーと直観を通して木材の厳しいニーズに応えたいと考えています。弓の製作に必要な黒檀、螺鈿、銀、金などの貴重な素材を使用することで、 それぞれの弓がユニークで素晴らしい作品になります。 そして、私の身振りが私の目に見えるものを美しくするとき、私の心は喜びます。そしてそれによって、物体に美しさを与えます。クリストフ・シェーファーの弟子であるこの偉大な弓製作者は、私にフランス弓製作の伝統的な技術を教え、細心の注意を払ったノウハウの習得を追求しました。 彼は自分が師であるベルナール ・ウーシャール から受けたものを私に話し、その経験を私に共有してくれました。 私の工房に会いに来ていただければ、修理、弓の試し弾きなど、喜んでお待ちしております。ご連絡いただきありがとうございます。ご一緒に最適な時間をご提案させていただきます。