備考
CLAUDE AUGUSTE THOMASSIN(クロード・オーギュスト・トマッサン)(1865-1942)は、従兄弟のルイと同様、一族の鞍作りの伝統を破り、弓職人となりました。
19世紀後半にミルクールで最も影響力があり、当時多くの職人が働いていたMIRECOURTのC.N.BAZIN(シャルル・ニコラ・バザン)工房に弟子入りし、弓の製作を学びました。
1885年頃から1901年までパリのGAND&BERNARDEL工房(ガン&ベルナルデル社)に在籍をし多くの経験を積みました。
その後GAND&BERNARDEL工房はCARESSA&FRANCAIS工房(カレッサ&フランソワ社)に引き継がれ、トマッサンは他のメーカーの仕事と並行しながら多くの弓を製作しました。
本作品は、スティックはトマッサンオリジナルではございませんが、
非常に軽めの弓をお探しの方で、尚且つ操作性に富んだバランスの良い弓でございます。
大変稀少なこのような弓をお探しの方は是非一度お試しください。
上品で、甘い音色を持つ逸品です。
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