備考
Victor Bernard(ヴィクトール・ベルナール)は1985年にフランスのコンピエーニュで生まれました。
イギリスのニューアークヴァイオリン製作学校を2008年に卒業し、弓づくりに情熱を注ぐ彼は、同じ年にブリュッセルのMaison Bernard(メゾン ベルナール)に加わりました。
Pierre Guillarme(ピエール・ギヨーム)の下で弓づくりと修復を学び、オールド弓の専門知識を深めます。
2014年にベルギー ブリュッセルのAtelier Flagey(アトリエフラジー)に加わり、ヴァイオリン製作者のJoanne Van Bosterhart(ジョアンヌ・ヴァン・ボスターハウト)と一緒に仕事をしました。
ヴィクトールは、現代のヴァイオリンと弓製作を推進するために設立された協会“Ekho”の主要メンバーでもあります。
2014年、彼の作品はMarcel Vatelot Foundation(マルセル ヴァテロー財団)に認められ、彼の工房の発展と国際的な弓製作のコンクールの準備を支援するための助成金を受け取りました。
フランス クロゾンで弓製作家のGeorges Tepho(ジョルジュ・テフォ)とEric Fournier(エリック・フルニエ)、Eric Grandchamp(エリック・グランシャン)、パリではEmmanuel Carlier(エマニュエル・カーリエ)、アイルランドのバントリー・フェスティバルではNoel Burke(ノエル・バーク)とRobert Morrow(ロバート・モロー)、Stéphane Thomachot(ステファン・トマショー)と作業を共にし、弓製作の経験を積み重ねています。
また定期的に国際的な弓の展示会(これまでにベルギー、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、アメリカ、日本)に参加しています。
2019年11月にl'atelier by apcで開催された日本マスターヴァイオリンメーカーズの展示会に参加のため来日。
2020年に、la Foundation Roi Baudouin(ロイボードゥアン財団)とle Fonds Sofina Boёl(ソフィナボエル基金)から弓作りの知識を深めるための助成金を受け取りました。
これまでにも数々の国際コンクールで受賞しており、若手制作家の中でも特に活躍が著しいアルシェティエです。