備考
証明書:Stepan Soultanian
Joseph Bassiot(?-?、ジョセフ・バショー)
20世紀前半にフランスのリヨンを拠点に活動した製作者のようですが、生没年や経歴は不明です。
ロンドンの"Bear & Son"が低コストで輸入した、優れた"貿易用"の弦楽器で、幾分はガルネルに似た精巧で肉太なモデルのものを彼は製作しました。彼が用いた赤いニスは暗さがあり、ひょっとすると鮮やかすぎるかも知れませんが、良い陰影です。板材の思慮が行き届いた、段階的に変化する厚さは注目に値します。