備考
LEANDRO BISIACH (レアンドロ・ビジャッキ)
b.1864〜d.1945
クレモナのオールドマスター達に続く新時代の名工。
1890年にミラノで工房を構える。
息子のAndrea, Carlo, Giacomoや、G.Sgarabotto(ガエタノ・スガラボット), G.Ornati(ジュセッペ・オルナティ)など、数多くの素晴らしいメーカーを輩出。
Riccardo Antoniazzi(リッカルド・アントニアッツィ)は年上だが、この製作者の工房で修行したとの記録がある。
ミラノ・スクールのモダン・イタリーで最高の評価を受ける製作者の一人で、楽器は、オレンジ-レッドの美しい輝きを持った柔らかいニスが特徴。
Leandro Bisiach(レアンドロ・ビジャッキ)のラベルが入っている、Milan school(ミランスクール)c.1925(約1925年頃)のイタリアの楽
器です。
ボディカラーはオレンジブラウンで、表板は優しい表情をしています。
音色も非常に柔らかで、ビターチョコレートの様な深みと甘さが多方面から感じられる一品です。