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C.A.Wunderlich
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C.A.Wunderlich

商品詳細

制作地
Germany
制作年
1912
ボディレングス
405.0mm
アッパーバウツ
190.0mm
ミドルバウツ
130.0mm
ロウアーバウツ
130.0mm
アーチ
Middle
商品番号
VL-00027
状態
Mint

備考

C.A.WUNDERLICH(C.A.ヴンダーリッヒ)
C.A.WUNDERLICH(C.A.ヴンダーリッヒ)は、マルクノイキルヘン(Markneukirchen)とジーベンブルン(Siebenbrunn)の有力な楽器商でした。弦楽器だけでなく、ホルンなどの金管楽器や各種楽器も販売していました。この商店は、この地方で最良の製作者達から楽器を購入しました。たとえ彼らの名前が引き合いに出されることが決して無くてもです。職人の名前がセールスポイントとして利用されなかったという事実は、このようなザクセンの伝統的商店が持っていた大きな影響力のさらなる証拠です。
当時の広告によれば、この商店は1854年に設立されました。1966年頃まで、フォークトラント(Vogtland)地方のジーベンブルン(Siebenbrunn)で繁栄していました。Enrico Weller氏(1972-、エンリコ・ウェラー。マルクノイキヘンの音楽史学者・博士)によれば、この商店はCarl August Wunderlich(1826-1911、カール・アウグスト・ヴンダーリッヒ)によって設立されました。彼は熟練した金管楽器製作者でした。彼の一族はギターや他の弦楽器製作者としても長年に渡り活動していました。1909年には「金管楽器と弦楽器ならびに楽器全ての販売店のための工場」と広告しています。後に工場での製造を中止し、家内生産 "Herstellung in Heimat"に向かいました。それにより、その製品が平凡な機械製楽器ではなく、逆に地元職人達(彼らの名前は決して明記されませんでしたが)によるハンドメイドであることを顧客に保証しました。20世紀初め頃には、カタログによれば、木管、金管、パーカッションおよび弦楽器を提供する非常に大きな楽器商になりました。その特許は金属ファゴットと"Normaphon"(テナーサックスのような形のトランペット)を含みます。