ストラディブログ
弦の細道
November 6, 2013

広島県-広島市・福山市 2013.09.15-09.17

広島へ出張した折、日程に少し余裕があったので広島市内や宮島を散策。平和公園や資料館も再々訪しました。出張最終日には福山まで足を延ばし、前から念願だった「鞆の浦」観光もして来ました。今回も公私ともに実り多く、思い出深い旅となりました。

1:原爆ドーム。広島出張の際の定宿が平和公園傍にあることもあり、平和公園へは毎回訪れます。訪れる度に考えさせられることがとても多い場所です。原爆ドームが(もちろん本質的に異なるのは承知の上で)福島原発の状況とだぶって見えてしまうのは私だけでしょうか。

2:広島平和記念資料館。
被爆した学生が着ていた衣服。

3:同じく、広島平和記念資料館。
・・・ジオラマ。

4:同じく、広島平和記念資料館。
被爆した建物の一部。

5:同じく、広島平和記念資料館。
原子爆弾の復元模型。広島に投下されたものと同じタイプ。アメリカのコードネームはリトルボーイ (Little Boy)、全長3.12m、最大直径0.75m、総重量約5t。ウラン235を使用したガンバレル型と言われるタイプで、積載されたウラン50kgのうち約1kgが核分裂連鎖反応をして、TNT爆薬換算で約15ktの破壊力があったとされています。なお、長崎に投下されたのは、ファットマン(Fat
Man)というコードネームのインプロージョン型原爆で、プルトニウム239が使用されました。

6:原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)。
1952年建立、丹下健三氏(1913-2005、たんげ・けんぞう)設計。「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」という、雑賀忠義氏(1894-1961、さいが・ただよし)が考案し
た有名な碑文があります。中央の石室には原爆死没者名簿が納められており、今も名簿が更新されています。2010年時点で269,446人の名前が記帳されています。「安らかに・・・」という碑文は有名な割には、主語ならびに「過ち」の意味、何を教訓とするかなどについて曖昧極まりないと批判的に捉える意見もあるようです(広島市による"公式見解"は英訳付で表示されてはいますが)。

7:平和祈念像。

8:原爆の子の像。
1958年建立。菊池一雄氏(1908-1985、きくち・かずお)製作。「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための」という碑文があります。

9:原爆ドーム。

10:同じく、原爆ドーム。

11:GREEN MOVER(グリーンムーバ)。
広島電鉄に導入された、低床式の連接式路面電車です。広島は現在も路面電車が市民の欠かせない足として大活躍しています。もちろん、観光にもとても便利です。

12:広島城。

13:同じく、広島城。
武者姿に扮した若者達によるショー。

14:同じく、広島城。

15:同じく、広島城。

16:川の遊覧船のりば。
平和公園と宮島を往復する遊覧船です。「世界遺産航路」と名付けられています。これに乗って宮島へ向かいました。

17:宮島。
鹿と再会。

18:同じく、宮島。

19:宮島歴史民俗資料館。

20:同じく、宮島歴史民俗資料館。

21:宮島。

22:瀬戸内海の光景。

23:同じく、瀬戸内海の光景。

24:宮島で見かけた広島神楽の掲示板。

25:新幹線・広島駅。
広島から福山まで新幹線で移動しました。

26:福山城。

27:鞆の浦(とものうら)。

28:いろは丸展示館。

29:同じく、いろは丸展示館。

30:鞆の浦(とものうら)の光景。

31:楽聖・宮城道雄先生像。

32:鞆ノ津の力石(とものつのちからいし)。
福山市鞆町の沼名前神社に20個、住吉神社に3個、力石が奉納されています。花崗岩で作られた楕円状の卵型で、重さが約230kgから118kgとばらつきがあるそうです。それぞれに重さと奉納者の名前が刻まれています。製作年代がわかるものが5個あり、それによると1844年から1858年までのもののようです。鞆は海運の町で、船着き場で荷物の運搬に従事する労働者・仲仕が大勢いました。祭礼の場などで彼は力石を使い、力技を競い、神社にその石を奉納をしたもの。

33:同じく、鞆ノ津の力石(とものつのちからいし)。

34:鞆の浦(とものうら)の光景。

35:鞆の浦(とものうら)。

36:鞆の浦(とものうら)。
今回の広島旅行は、この鞆の浦(とものうら)で終了。天候にも恵まれ、とても気持ちの良い旅でした。そして、何度訪れても感じるのが瀬戸内海の暖かくて柔らかい気候の良さです。北陸の人間にとっては羨ましいというか、もし余裕があれば冬別荘を持ちたい場所の一つかも知れません。

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