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Ch.J.B.Collin-Mezin Fils 1908
Ch.J.B.Collin-Mezin Fils 1908
Ch.J.B.Collin-Mezin Fils 1908
Ch.J.B.Collin-Mezin Fils 1908
Ch.J.B.Collin-Mezin Fils 1908

Ch.J.B.Collin-Mezin Fils 1908

商品詳細

制作地
Paris / France
制作年
1908
サイズ
4/4
ボディレングス
355mm
アッパーバウツ
162mm
ミドルバウツ
112mm
ロウアーバウツ
112mm
アーチ
Middle
商品番号
GST-1274
状態
Fine

備考

J.B.Collin-Mezin(Jr)は偉大な製作家である Ch.J.B.Collin-Mezin を父に持つ製作家です。
彼の父はパリで修理職人として名を馳せつつも、製作家として独自の道を確立しています。 父の楽器の特徴は、全音域で音の立ち上がりが速く、豊かな音量を持っていることです。 J.B.Collin-Mezin(Jr)もその父の製作手法を継承しています。 それを示すかのように、工房をミルクールに構えた後もラベルの製作地は“Paris”と記載しています。 また、息子である彼の最たる功績は、楽器製作における効率化を模索し、より多くの演奏家に良質な楽器を普及させたことにあります。

Ch.J.B.Collin-Mezin Fils(コランメザン)

Charles Collin-Mezin Jr. (1870–1934) は、フランスのヴァイオリン製作者であり、美術アカデミーのオフィシエでした。

彼は、有名なパリの弦楽器製作者である父シャルル・ジャン・バティスト・コラン・メザンと協力しました。

1923 年に父親が亡くなったとき、家族のミルクールの工房は、1925 年に父親のパリの工房からミルクールに移ったチャールズ Jr. に引き継がれました。

彼のラベルにはすべてパリと書かれており、父親の名前が表示されています。そのため、父のために楽器の製作を続けていたそうです。

彼のヴァイオリンは、父の伝統の中で高品質の技量を示しています。後年、彼はより独創的な性格の楽器をいくつか製作しました。

彼のワニスは厚く、イタリア風の外観です。

Collin-Mezin Filsはフレンチバイオリンの大家ともいえるCh.J.B.Collin Mezinの薫陶よろしきを得た息子たちの作品で、作風や音色など父親の製作技術を受け継ぎ伝統的な製法で作られた逸品です。


【外観】
目の詰まった良質な材が使用されており、裏板は非常に美しく濃い虎杢の二枚板。
ミントコンディションといっても決して過言ではない、傷も修理痕もなくとても健康な状態です。

【音色】
一般的によく聞くフレンチバイオリン特有の音色とは一線を画す、クセが全くない上品な音色がとても印象的です。
気持ちハイアーチ気味のこの楽器は、音量・音伸び・音飛び、どれを取っても十分に満足して頂ける力を持っています。