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MANSUY

ASK

商品詳細

制作地
Mirecourt / France
制作年
c.1900
ボディレングス
378mm
アッパーバウツ
192mm
ミドルバウツ
132mm
ロウアーバウツ
237mm
アーチ
Middle
商品番号
VL-00012
状態
Good

備考

裏板は一枚板使用の為、非常に柔らかく優しい音色が特徴の、とても魅力的な小ぶりのビオラです。

Mansuy(マンスゥイ)
"Mansuy a Paris"または"MANSUY"は、18世紀中頃から20世紀初めにかけてミルクールで製造され、J.Thibouville-Lamy(J.T.Lamy)工場が使用した数多くのブランド名の一つでもあります。このブランド名は特に一般的なやや高級なものにつけられました。この名で今日残る多くのものは1900年以降にJ.Thibouville-Lamy工場が製造したものです。いくつかは、まずますの出来です。パリと表記されていますが、その当時の一般的なミルクール製でした。J.Thibouville-Lamyは、MansuyとN.Ducheneの死後に、このブランド名を取得していたことが知られています。"Mansuy"もしくは"Pierre Mansuy"という名前のメーカーは実際にはなく、ブランド名としてのみ存在したようです。
時代をさらに遡ると、"MANSUY"という製作者が1740年から1786年頃にかけてミルクールで活動していたようです。出来の良い楽器を製作しました。普通サイズのストラディバリウスモデルですが、ボディのくびれ部分の曲線は当時一般的なミルクールスタイルのようにそう広くはありません。多くの場合、鈍く茶色がかった黄色いニスですが、より良い品質の明るいオレンジ色または赤褐色のものも時折作ったようです。音質は甘いものでなければ快い豊かなものと評する人もいます。
この製作者も含め"MANSUY"という名を使った人達について現時点で判明していることは少なく、調査中です。