ストラディブログ
欧羅巴徒然紀行
June 18, 2004

NEWARK SCHOOL OF VIOLIN MAKING 2004.05.14

今回訪英での目的の一つは、NEWARKにあるバイオリン製作学校「NEWARK SCHOOL OF VIOLIN MAKING」訪問です。この学校は、ヨーロッパを代表する有名校の一つです。1971年設立。Charles Beare、Desmond Hill、Yehudi Menuhin、Bernard Shore、Lionel TrtisTertis各氏を名誉アドバイザーに迎え、翌年より学生受け入れを開始。1978年には現校舎に移転。同校生徒・卒業生からは、弦楽器作成コンクールの上位入賞者が数多く輩出しています。
学科は3年制※。現在の生徒数は1学年20人前後、ヨーロッパ各地出身者以外に日本や韓国などアジア系の生徒もいるそうです。年齢はまちまちで、高齢者もいるとのこと。教師は7人。※1年間の入学準備期間もとれます。準備期間では、道具の使い方などの基礎知識を教わることができます。←2004/2005年新入生向け案内書(画像をクリックすると受講案内が表示されます)

 

※役職等は取材当時のものです。

1978年の新校舎オープニングイベントパンフレット。Yehudi Menuhin氏が除幕式の演奏をしました(同校OB・Michael Byrd氏が1977年度最終試験で制作したバイオリンを使用)。

1982年、同校教師・Glen A.Collins氏がチャールズ皇太子のためにチェロを制作したことを記念するパンフレット。

左:校舎全景。「ST.MARY MAGDALENE」教区教会(画像右奥)の傍にあります。
右:校舎入口(当社スタッフと)。

青丸で囲まれた建物が「NEWARK SCHOOL OF VIOLIN MAKING」、
中央が「ST.MARY MAGDALENE」教区教会。(NEWARK中心部を空撮した絵葉書)

青丸で囲まれた建物が「NEWARK SCHOOL OF VIOLIN MAKING」、
中央が「ST.MARY MAGDALENE」教区教会。(NEWARK中心部を空撮した絵葉書)

校長(DIRECTOR):KERRY BOYLAN氏KERRY BOYLAN氏からのコメント
"Anyone with an aspiration to achive a dream of violinmaking should
strive and nurture this desire as it will lead to a profoundly fulfilling
and rewarding profession."
(バイオリン制作の夢を実現させたいと切望する人は努力を重ね、充足し報われる職業にまで至るよう、この願いを育んでいかなければなりません。)

1年生担当:PAT JOWETT氏

2年生担当:PAUL GOSLING氏

3年生担当:PETER SMITH氏

1年生の実習室光景
若者に混じって、少し歳をとった学生もいます。

2年生の実習室光景
修理・調整作業の実習中です。
右は室内から見た通り。

実習室内のツール棚

高度な修復作業実習の光景
接着ならびに石膏型取り(PLASTER CAST)作業。
アジア系の女子学生もいました。

左:石膏型取り(PLASTER CAST)作業中。
右:魂柱パッチ(SOUND POST PATCH)作業中。

修復作業中の楽器が、棚に並べられています。

3年生の実習室光景
別用途で建てられた古い建物を利用しているのがわかります。

ニス修理実習中。

シャープニングルームの光景。
ツール類の仕立て部屋です。

廊下には型枠が展示してあります。

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