ストラディブログ
欧羅巴徒然紀行
March 27, 2006

旅の楽しみ - ブレシアからベローナ2006.01.27

ヨーロッパでの移動は列車を使うことが多いです。近年、日本の長距離列車は速達性重視で旅情が薄くなったような気がしますが、ヨーロッパの列車では旅情を楽しむ余裕がまだ残されていると思います。アバウトなダイヤ、乗り継ぎ回数の多さなど、経済効率優先の視点からは不便なだけにしか見えないかも知れませんが、慣れてしまえばこれもまた楽しいです。
今回の旅の第二の目的地ミッテンバルトへの途上、乗り継ぎで降りたブレシアとベローナの様子です。

BRESCIA

ブレシア駅。

ブレシア駅の駅前広場。

ブレシア駅前のレストランで食べたペスカトーレ。
イタリアへ来るたびに思うのですが、イタリアの食事はとにかくボリューム満点。しかも美味。

駅構内にある列車発着表示モニター。時刻表のダイヤではなく、実際の発着時間予測です。ヨーロッパとりわけイタリアの列車はダイヤどおりに運転されることはまずなく、普段でも1時間程度の遅れは当たり前です。この日は大雪のため2時間半前後の遅れが出ていて、駅構内は大混雑していました(こういう場面ではスリが横行するので要注意)。ちなみに列車遅延による特急料金の払い戻し制度はありません。

イタリアではチケットにタイムスタンプを押さないと有効にならないのですが、このタイムスタンプ機は操作がわかりにくく慣れない人には難物です。なお、指定席についてイタリア人の多くは鷹揚です。指定券を持っていないのに平気で座っていたり、他人の席に座っていたり。注意すると明るく素直に席を譲ってくれる人が多いですが。

駅ホームの石のベンチ。この寒さでは、さすがに座る人はいませんでした。

駅構内。イタリアの鉄道車両とりわけ機関車のデザインは何度見ても奇妙に感じます。

VERONA

ベローナはシェークスピアの戯曲「ロメオとジュリエット」の舞台となったことでも有名な古都です。今回は列車乗り継ぎの時間待ちで駅前を見ただけですが、いずれじっくりと歩いてみたい街です。

ベローナ駅。

駅前に停車中のバス。現代イタリアらしいデザイン。中世以来の伝統と最先端のデザイン感覚が共存するのがイタリアです。

イタリア統一前のサルディーニア王国の首相だったカブール(Cavour 1810-61)の像。この王国を支配していたのはサボィア(Savoia)家で、ビットリオ・エマヌエル2世がオーストリアからの独立戦争を始めて勝利、1861年にイタリア王国を成立させ国王となりました。カブールは当時の首相です。

ベローナ駅前の光景。

同上。ベローナ駅に停車中の列車。

ベローナ駅構内。

ベローナから乗ったブタペスト行きの国際列車ならびにビュフェ。右:車内で食べたパン。往路のルフトハンザ機内サービスでもらったものです。

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