2008年3月4日から12日にかけて商用でアテネとロンドンを訪問しました。今回の訪欧は訪問地こそ少なかったのですが、いつも以上にハードスケジュールで広義の社員研修的要素はほとんどなく連日商談で明け暮れました。
 ロンドン訪問の最大の目的はBonhams(ボナムス)とSotheby's(サザビーズ)のオークションで欲しい楽器を入手すること。ボナムスとサザビーズについては以前に掲載しましたが、今回はボナムスについてもう少し詳しくご紹介します。

今回参加したBonhams楽器オークションのパンフレット。
 出展楽器の写真やデータが掲載されています。
 今回のオークションは3月10日(現地時間)に行われました。

楽器オークション会場地図。※パンフレットより転載

正面玄関。
 楽器オークションが行われたボナムスの入り口です。
 ご覧のとおり、ロンドンはみぞれ混じりの雨が降り肌寒い天候でした。

受付。
 玄関を入ると受付があります。ここでオークションのパンフレットを購入します。今回は20ポンド(日本円で約4,000円)でした。

レジストレーション。
 参加者の受付をここで行います。パスポートなどでの本人確認、与信確認と支払方法の指定が完了するとカスタマナンバーが発行され、「パドル」と呼ばれる入札タグが参加者に渡されます。

Viewing会場。
 Viewing「内覧会」の会場です。これはオークションに先立ち実施されるもので、オークション参加者達はこの期間、出品されている楽器を吟味、落札目標とする楽器を決めます。楽器は試奏できます(楽器によっては許可が必要。試奏不可のものもあり)。

Viewing会場のようす。
 高価な楽器はケースに入って展示されています。試奏したり手に取ってチェックしたい場合はスタッフに許可をもらう必要があります(画像右側に立っている2人がスタッフ)。

Viewing会場のようす。
 弓の出展品です。

Viewing会場のようす。
 当然のことながらセキュリティは厳重です。受付で身分確認をパスしたオークション参加しか会場に入ることができませんし、監視役のスタッフが大勢います(画像右奥の女性など)。

Viewing会場のようす。
 会場には世界各国からやってきた楽器商やコレクター達の静かな熱気が充満していました。

Viewing会場のようす。
 バイオリンやビオラの出展品。画像の人物はスタッフ。

オークション会場。
 出展品が並べられています。正面左側のモニターには価格、右側のモニターには楽器の特徴を紹介した画像が表示されています。
 オークショニア(画像奥真ん中の人物)は楽器部門のトップPhilip.Scott氏です。今回の撮影と掲載にあたっては彼の許可をいただきました。

今回参加したSotheby's楽器オークションのパンフレット。
 出展楽器の写真やデータが掲載されています。
 今回のオークションは3月11日の10:30(現地時間)から行われました。

サザビースのオークション光景。
 今回、3月11日に行われたサザビーズの楽器オークションにも参加しました。
 オークショニアは弦楽器担当マネージャーのTim Ingles氏です。
 (撮影ならびに掲載許可は得てあります)
 サザビーズについては以前ご紹介しましたので、そちらをご覧ください。

Sotheby'sオークション会場の入り口。
 サザビーズの青い旗が掲げられています。


